まずは秀吉が一夜で築城したといわれる石垣山一夜城へ向かって登坂。早川の麓からは1750メートルしかないが、勾配10%超の「ドーナツ坂」が延々と続く。沿道には「石垣山に参陣した武将たち」の説明板が8基あり、最初に出てくるのが堀秀政、次が宇喜多秀家。そしてピークまで残り920メートルの所にある徳川家康の説明板のところを左へと行く。そう、石垣山一夜城までは上らないのよね(^_^;


ここからは平坦から下り基調となり、一気に周りが開け絶景が目に飛び込んできた。丹沢山系をバックにした小田原の町を眼下に、右手には大海原が広がる。空の青とのコントラストが美しく、水平線も鮮やかに見える。石橋のピーク付近からは真鶴半島、そして伊豆大島も望めた。いや〜、こんなビュースポットがあるなんて知らなかったよ。


だけどね。ときに17%とか前輪が浮きそうになる、とんでもない壁のような坂も何度か立ちはだかる。短いから何とかなるが、もう汗びっしょり。もうちょっと緩いと楽しく上れるんだけどな(^_^;
一夜城への上り始めからコース案内の道標が要所で現れ、簡易トイレが設置されている所もあったのでもしかしたらハイキングコースなのかなと思っていた。帰宅後に調べると、早川駅から根府川駅までの丘陵地帯の約11キロを回る「早川・片浦ウォーキングトレイル」のコースだったようで、結果的に大部分をトレースした形になった。
ピークを過ぎた後はいったん石橋水源地まで下り、また上って東海道新幹線と東海道線を越えるのだが、ここもビュースポット。左手に新幹線、右手に東海道本線のトンネルが一望できるのだ。すご!



その先を下ると源頼朝が平家方の大庭景親らに対して挙兵した石橋山古戦場で、先鋒の佐奈田与一義忠を祀った佐奈田霊社、佐奈田与一義忠が討ち死にした「ねじり畑」、佐奈田与一義忠の郎党の文三家康を祀った文三堂と続く。頼朝は敗北して箱根山中に逃れるのだが、一時身を隠したのが「しとどの窟(いわや)」。これは椿ラインの途中にあり、この近くを通っている白銀林道の湯河原側の起点でもある。




この後は東海道線までいったん下り、トンネルを抜けて一瞬メイン通りに出た後、再び丘陵地帯へと戻る。砂利道があるかなとグラベルロードで来たが、道幅は細く状態が悪いところもあったが舗装が途切れることはなかった。



10%超の急坂を上り、少し下った後、やや緩やかな上りのピーク近くにあったのが星槎国際高校。おかめ桜まつりの散策マップによるとここにもあるようだったので来てみたが、すでに散ってしまったようだった。ちなみに早咲きのおかめ桜は、フジザクラと寒緋桜との交配種でイギリスで誕生。うつむき加減に濃いピンク色の花が咲くという。下を向いているのは元気がなかったわけじゃないのね(^_^;


下り切って真鶴旧道へ出る。根府川駅の少し先のあたりだが、「おかめ桜まつり」ののぼりがはためく関所跡入口バス停付近も同じような感じ。この先のヒルトン小田原方面への分岐へ入り平均勾配10%、最大16%のドーナツ坂を上る。しかし、やっとたどりついた星ケ山も同様で「もう終わっちゃったかな」と落胆したものの、一番上の「きのこ苑お山のたいしょう」まで上るとまだ咲いていたよ(^o^) 良かった良かった。根府川駅付近や星ケ山付近にはお花見らしい人々もいたが、ここまで来た人はおらず、独り占めですな。






ランチには箱根板橋駅近くの定食屋さんでどんぶりからあふれ出るスタミナ麺を食べる予定にしていたが、まさかの定休日。またやっちまったよ(T_T) 仕方ないので小田原から帰る時にいつも気になっていた「小田原タンメン総本店」に初めて寄ってみた。反対車線ということでハードルが高かったのよ。ところが小田原タンメン(990円)を食べてみると、野菜たっぷりでボリューム満点。平打ち麺もいい感じで旨い。小田原らしく、たったひとつだけどのっかっていたのは籠清のかまぼこ。また来るかな。



この日の走行距離は122.6キロ。獲得標高は1068メートル。グロス時速は14.8キロ。激坂と絶景で時間がかかったようですな(^_^;
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