お父さんのマリポタ日記

マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと(^_^;

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【人魚が逃げた】青山美智子 2024年11月

 「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚がいなくなってしまって…逃げたんだ。この場所に」と語り、SNSのトレンドになる。その「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていて…。

※青山美智子(1970年愛知県生まれ。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務の後、出版社で雑誌編集者をしながら執筆活動に入る。2017年「木曜日にはココアを」で小説家デビュー。同作は第1回未来屋小説大賞受賞、第1回宮崎本大賞受賞。21年「猫のお告げの中で」で第13回天竜文学賞受賞。同年「お探し物は図書館で」が本屋大賞第2位。22年「赤と青のエスキース」が本屋大賞第2位。23年「月の立つ林で」が本屋大賞第5位。24年「リカバリー・カバヒコ」が本屋大賞第7位、25年「人魚が逃げた」が本屋大賞第5位と、5年連続でノミネート)

●これぞ青山ワールド

 銀座のホコ天に現れた白い詰め襟服、青のスラックスに黒いロングブーツ、頭には黄金の冠をかぶるという「王子ファッション」の若い男性。ドッキリか、コスプレか、ユーチューバーか。「なんなんだ、こいつ」と思いながらも、邪険にせず、登場人物それぞれが真面目に絡んでいくのはSNS時代ならではか。銀座にいても不思議じゃないしね。

 その王子さまの正体が、なんとなく分かりはじめ、そういうことならと納得しかけた矢先、あれ、やっぱり違う? でもその方が夢があっていいね。

 ハッピーエンドは語られず、読者の胸の内に委ねられたけど、素晴らしい恋の物語、心温まるファンタジーだった。それぞれのエピソードも読み応えがあり、全ての伏線がきっちりと最終章へとつながっていく。そしてうるっとくるエピローグ。これぞ青山ワールド。

 でもタイトルはちょっと違うのではないのかな。ずるいぞ(^_^;

 この作品で5年連続本屋大賞ノミネート。2025年12月にはNHK FMで「人魚が逃げた ~銀座に現れた“王子”と出会う5人の男女の物語~」として全10回で放送。

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