お父さんのマリポタ日記

マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと(^_^;

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【カフネ】阿部暁子 2024年5月

 法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆に暮れていた。弟の元恋人・小野寺せつなに会い、彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに…。『小説現代』掲載を加筆改稿。第22回本屋大賞。

 ※阿部暁子(岩手県出身、在住。2008年「屋上ボーイズ」で第17回ロマン大賞を受賞(応募時タイトルは「いつまでも」)しデビュー。著書に「どこよりも遠い場所にいる君へ」「また君と出会う未来のために」「パラ・スター<Side 百花>」「パラ・スター<Side 宝良>」「金環日食」「カラフル」。25年「カフネ」で第22回本屋大賞)

●終盤は目が潤みっぱなし

 終盤は目が潤みっぱなし。熱血努力物語で人生を切り開く、真面目過ぎてお人好しでお節介な面倒くさい国家公務員の女41歳と、小生意気で無愛想だが姿勢がよくて背が高いのもあって頼もしく感じてしまう29歳の小娘の、ツッコミとボケのような漫才が続いていたと思ったら、驚きの急展開。いや、伏線はもう序盤のワンフレーズにあって、ちょっと引っかかりはしたけど、そこまでは予想できなかった。

 美味そうな料理に謎解きも加わり、読み応えあり過ぎの作品。ラストシーンもいいなぁ。「カフネ」とはポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」だという。たったひとつの単語でそれを表せるなんて。日本語でそんな単語があるのだろうか。

 青森のソウルフードだという「卵味噌(みそ)」。食べてみたい。やはり食べることは人生において重要なのだ(^o^)

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