南綾子、32歳。売れないエロ作家。彼氏ナシ。自分をヤリ逃げしたサイテー男の幽霊を「婚活アドバイザー」にして、本気で婚活することに。婚活ズレしてしまった崖っぷち女の魂の叫びが炸裂する、スポ根恋愛小説。
※南綾子(1981年名古屋市生まれ。2005年「夏が終わる」で第4回「女による女のためのR-18分文学賞」大大賞を受賞。おもな著作に「ほしいあいたいすきいれて」「ベイビィ、ワンモアタイム」「わたしの好きなおじさん」「すべてわたしがやりました」など。今後の人生の目標は、カップ焼きそばの頻度を月三に抑えること」)

●なぜかハマっていく
タイトルに惹かれて図書館で手に取った。読み始めると「なんじゃこれ?」。桜木紫乃さん「ブルース」の後だっただけに、そのギャップが…。本人も自虐しているが、小説家なのに語彙が…。それに言葉が下品じゃね。
と、思いつつ、何となく面白いので読み進めると、その表現が馴染んできてなぜかハマっていく。飾り気のない本音がずばすばでてくる。これはこれでいいんじゃね。あだ名や仮名の付け方も秀逸。へたに人物描写するより、イメージが湧いてくる。もしかして凄い作品だった? と調べて見ると、2024年に福田麻貴主演でフジテレビがドラマ化していた。フジならやりそう。
「あたし」主語以外の作品も読んでみたいね。
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