お父さんのマリポタ日記

マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと(^_^;

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東京スカイツリー〜東京タワー〜横浜ランドマークタワー さてミステリーブルベ2025の隠しテーマは?

 行き先非公開で現在地点表示機器(GPSスマートフォン)使用不可のブルベ練習会、ミステリーブルベに2年ぶり4度目の参加。開催日11月1日の1週間ほど前に主催のAR日本橋からメールがきて、今年のスタート地点は「小梅児童遊園」、距離は90〜110キロということがようやく判明。最寄り駅は押上と、とうきょうスカイツリー駅らしい。さて、今年はどこへ連れてってくれるのだろうか。

 当日は始発から2番目の電車で押上へ向かう。乗り換えなしで行けるからいいけど、長い旅だった(T_T)

押上駅構内のスカイツリー入口前

 輪行を解除し、スカイツリーの下を通ってスタート地点の「小梅児童遊園」へ。午前7時半のスタートは4人で、他の時間帯のスタートを合わせると参加者は十数人と例年に比べて少なかったようだ。

 スタート直前に渡されたキューシートを見るとA4の表と裏いっぱいに書かれているが、進む距離はたった26.8キロ。区間距離で1キロ以上進むのはまれで、ややこしそうだ。

 ミステリーポイント(MP)には「ラジオ」とか「東京FM」とか「文化放送」とか。隠しテーマは放送? そういえばNHKが放送100周年とかいってたような気がする。

最初のキューシートの一部

 午前7時半、スカイツリーの横を通ってミステリーブルベ開始。浅草寺前を通り、秋葉原、東京駅から皇居を反時計回りにぐるり。半蔵門から紀尾井町、四ッ谷、赤坂、六本木、芝公園と走って、最初のチェックポイントの愛宕山へ向かう。

 もちろん順調なわけはなく、これまで同様、行ったり来たりの繰り返し。100メートルや200メートルで曲がれと言われても、明確な目印がないと迷ってしまうよね。それは参加者全員が同じだったみたいで、みなさん苦労されたようだ。

 その中でも自分が一番迷ったようで、到着直後にスタッフが撤収準備を始めたよ。オレが最後か。仕方ないか。26.8キロ走るのに3時間近くかかってるもんねぇ。

MP①スカイツリー(押上=J-WAVETBSラジオ文化放送ニッポン放送など送信)

スカイツリー

東京スカイツリー

MP②ラジオ体操発祥の地(神田=千代田区立佐久間公園。昭和3年に国民保険体操と名付けられて始まったラジオ体操会発祥の地のひとつ)

ラジオ体操発祥の地

MP③ラジオ会館秋葉原=ラジオ放送とは関係ないが、家電、オーディオなどの販売店が入居する商業ビル)

ラジオ会館

MP④ニッポン放送(丸の内)

ニッポン放送

MP⑤東京FM(麹町)

東京FM

MP⑥文化放送発祥の地(四ッ谷=1952年東京で2番目の民間放送として電波を発し、2006年まで54年にわたりラジオ放送を続ける)

文化放送発祥の地

MP⑦TBS(赤坂)

TBS

MP⑧J-WAVEけやき坂スタジオ(六本木)

J-WAVEけやき坂スタジオ

MP⑨東京タワー芝公園=1958年12月23日完成。東京スカイツリー完成までNHK FM、TOKYO FMなど送信)

東京タワー

MP⑩NHK放送博物館愛宕山NHKの前身のひとつ、東京放送局が1925年3月22日にここからラジオ本放送を送信)

 実は最初の愛宕山のチェックポイントはミステリーポイントも兼ねており、「NHK放送博物館」があった。ところが、チェックを受け安心したのか、ここがミステリーポイントだということをすっかり忘れ、左手を見たら愛宕神社があったので記念撮影し、折り返して次へ進んでしまった。

 後で地図を見ると、NHK放送博物館は少し奧にあったようだ。なので、ミステリーポイントでここだけ写真がない。一番重要なポイントなのに…。痛恨(T_T)

愛宕神社NHK放送博物館はこの近くにあったが気が付かず

 さて、次のキューシートを見ると、最終的には横浜・みなとみらいから野毛山へ向かうようだ。自宅へ近づくが、ゴールは都内なので再び離れることになる。複雑ですな。

MP⑪文化放送(浜松町)

文化放送

 発見に苦労したのが田町の「放送記念碑」。田町駅東口にあるようだが見当たらない。記念碑だから目に付く所にはるはずと思ったが、駅へと上る階段の裏に隠れるようにあった。田町駅周辺は自分の学生時代からは大きく変わっていて、周辺が開発されたことで奧に追いやられた形になったのかな。

MP⑫放送記念碑(田町=1925年に東京放送局が当時ここにあった東京高等工芸学校の図書室を仮放送所としてラジオ第一声を送り出す)

放送記念碑

 北品川では旧東海道を通る。昔の面影が残った、いい雰囲気の通りでわざわざブルベルートにしてくれたのかと思ったが、通りを出て左折したところにミステリーポイントがあったので、そうでもないようだ。時間があればじっくり味わいたい通りだった。

MP⑬聖蹟公園内ラジオ塔(北品川=塔内部にラジオ受信機を内蔵。昭和13年に設置された東京都内で現存する唯一のもの)

聖蹟公園内ラジオ塔。左は東海道品川宿本陣跡の案内版

 今年は定番の小金井公園に行かないのかなと思いつつ、第一京浜を横浜へ向かって走る。交通量が多く、できれば走りたくないんだけどね。仕方ない。

MP⑭FMヨコハマ横浜ランドマークタワー10階)

横浜ランドマークタワー

横浜ランドマークタワー

 横浜ランドマークタワーに寄り、野毛坂を上った後、野毛山公園をぐるりと回るが、これで合ってるのかなぁと不安になりながら進む。途中で道が曲がっていて、ここは道なりなのか、キューシートにある左折でいいのかと迷う。電波塔まで来て、合ってたとひと安心(^_^;

MP⑮アール・エフ・ラジオ日本 野毛山無線基地

アール・エフ・ラジオ日本 野毛山無線基地(中央手前)とランドマークタワー(後方)

ラジオ関東開局の地とある

せっかく横浜まで来たので記念写真(^_^;

 馬車道近くのファミマで次のキューシートをプリントアウト。なんと書かれているのか。20円を投入し「スパイ大作戦」のような気持ちでドキドキしながら待つ(^_^; これがミステリーブルベの醍醐味だ。

 結果的にここが最終PCで、ゴールは代々木上原付近。トータル距離は98.7キロとあった。

 再び第一京浜を走って東京へ戻る。六郷橋を渡って多摩川沿いへ行き、久々のミステリーポイントを通過する。

MP⑯ラジオ日本川崎送信所の電波塔川崎市幸区多摩川左岸の河川敷に設置。ラジオ日本の電波を神奈川県へ送るための送信アンテナ)

ラジオ日本川崎送信所の電波塔

 ミステリーポイントのほかに準ミステリーポイントというものもある。今回は千代田会館内のCBCラジオ東京支社紀尾井町日本民間放送連盟、そしてこれから通過する御殿山にある「ソニー発祥の地」。反対車線だが、「ガーデンシティ御殿山」内にあるファミマの前に記念碑があるらしい。

 長い信号を待ってわざわざ行ってみたけど、見つからない。ファミマもない。坂を上っているうちに交番があったのでお巡りさんに聞いてみた。すると、さっき通り過ぎたところにあるという。「ファミマもありますか」と聞くと「あります」と即答。

 でも戻ってみたが、見当たらない。なんで見つからない。不思議だなぁ、ま、いっかと諦めかけた時にふと気が付いた。坂の下に何かあるぞ。覗き込むと、あったあったファミマ。そこがガーデンシティの1階のようで、上り坂の道からは完全に死角になっていた。キューシートには写真付きで示されていたけど、モノクロだし、こりゃ分からんよ。

ガーデンシティ品川御殿山内にあるソニー発祥の地の記念碑(左手のガラスのようなもの)

昭和22年1月20日にこの地で第1歩と書かれている

 この後は五反田、恵比寿、神泉と走り、山手トンネルの先を行き過ぎてしまうという最後の迷走(^_^; 左折する通りが運悪く工事中で気が付かなかった。

MP⑰東海大学代々木2号館FMアンテナ代々木上原=1958年12月に東海大学がFM放送実験局を開局。その後60年5月に通信制の高校教育のための試験局「FM東海」を開局。このFM東海を前身としてTOKYO FMが開局された。現在も校舎の屋上に「FM東海」のアンテナが設置されている)

東海大学代々木2号館FMアンテナ

 ゴールのファミマ上原三丁目店には午後4時15分に到着。98.7キロを8時間45分で走ったことになった。距離は後で封印を解いたサイコンで確認すると102.1キロ。3.4キロほど余計に走っていたみたい。GPSナビもスマホもない状態で、初見のキューシートでサイコンのあやふやな区間距離だけを頼りに走るというのは、どうぞ迷走して下さいというようなものだからねぇ。

結果的にこんなコースだった

 今回のテーマはやはりラジオ放送100周年だった。1925年(大正14年)3月22日にNHKの前身である社団法人東京放送局JOAK)が日本で初めてのラジオ放送を行ったという。インターネットが発展しているが、近年、音だけのシンプルなメディアのラジオ放送の良さが見直されており、100周年のこの機会にラジオ放送のこれからに思いをはせてみては、というのが今回の趣旨だった。

今回の隠しテーマ

 ゴール受付でのお楽しみは毎回振る舞われるスイーツ。この日はさいたま新都心のパティスリー アングランパの「ランドヌール」。ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの開催地でもあることから自転車と縁を持ちたく、車輪に見えなくもないこのケーキに「ランドヌール」と名付けたという。ビアードパパの「パリブレスト」に対抗したのかな。おいしくいただきました。

パティスリー アングランパの「ランドヌール」

 ゴールからは久々にR246を走って帰宅。峠もない100キロだと、やっぱ走り足りないよねぇ(^_^; といっても日の暮れた茶沢通り〜246は地獄。多摩川を越えても地獄。自転車通勤以来の246だったけど、厳しい31キロだった。それでも輪行の手間と3連休の電車の混み具合を考えると、まだマシかな。

 さて、来年の隠しテーマは何だろう。今から楽しみだねぇ(^o^)

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色づき始めた宮ヶ瀬へ 「かながわサイクリング・デジタルスタンプラリー」

 神奈川県の主催で「かながわサイクリング・デジタルスタンプラリー」が10月23日から開催されている。同県のサイクルツーリズム推進のための一環で、イベントのほかにはモンベルと連携してルートマップ「神奈川」の作成や、滞在型サイクルルートプランを「るるぶ+」で順次公開するなどしていくようだ。

 スタンプラリーは湘南海岸コース、箱根コース、三浦半島コース、相模湖コース、宮ヶ瀬コース、県央コースがあり、各コースとも4つのスタンプスポットがある。3コース完走でクロスバイク(MERIDA CROSSWAY 50-R)が3名、2コース完走でペア宿泊券が3名(鎌倉プリンスホテル、ザ・プリンス箱根芦ノ湖、あつぎ飯山温泉 元湯旅館から1つ選択)、1コース完走でよこすか海軍カレーセットや丹沢そばセットの神奈川県特産品か箱根園水族館入館券などが25名に当たる。

 う〜ん、箱根や三浦1周がコースのイベントに参加する自転車乗りで、6万円台のクロスバイクが欲しい人はあまりいないと思うんだけど、違う?

 ま、いっか。とりあえず当選確率の高い神奈川県特産品を目指して走りましょう(^_^; ということで、この日は宮ヶ瀬コースのあいかわ公園、鳥居原ふれあいの館、みやがせミーヤ館、道の駅清川を回った。

あいかわ公園

鳥居原ふれあいの館

みやがせミーヤ館

道の駅清川

 このイベントはGPSでもQRコードを読むのでもなく、画像をアプリ(COCOAR)でスキャンしてスタンプをゲットするのだが、これがなかなか読み込んでくれない。枠を合わせてスマホをかざすも、何も起きない。困った、やめちゃうか、などと思いながらあれやこれや試していると、あら、不思議。なぜか読み込んじゃったよ。

 どうも、画像にぐ〜っと近づいてアップにした後、少し引くと読み込むことが数分の苦闘の結果、判明した。良かった良かった(^o^)

この画像を読み込む

 でもね、スキャンして終わりではなく、その際に「スタンプラリーに参加」という表示部分を押さないと、スタンプラリーの画面に反映しないのよ。これは3カ所目の「みやがせミーヤ館」で判明し、え〜、もう1回行かなくちゃいけないのかと絶望したのだが、履歴にあるスタンプを押すとスタンプラリーの画面に反映することが分かり、ひと安心。無事に4つのポイントをゲットした。

 ところが応募する段階になって、「キーワード」を入れろと言ってきた。え? キーワードなんてあった? 画像を確認してもそんなものはない。参加案内には「スタンプ(キーワード)」としか書かれていない。どこにあるんじゃい、そのキーワード。だんだん腹が立ってきたが、ふとスタンプラリー一覧のページを見ると、かるたの絵札のように○の中に文字があった。これかい。しかし、分かりにくいねぇ。

コース05の宮ヶ瀬完走

 そんな手間暇をかけながら、ようやく1コース完走の神奈川県特産品に応募。当たるといいな(^o^)

 宮ヶ瀬はようやく色づき始めたという感じで、人出はいつもの平日に比べると多かったかな。日が陰るとちょっと寒さを感じたので、もつ煮込み(500円)をいただき暖まった(^o^)

宮ヶ瀬湖

宮ヶ瀬湖畔園地

宮ヶ瀬の水の郷商店街

もつ煮込み

 この日の走行距離は80キロ、獲得標高は982メートル。できれば「あいかわ公園」はスポットから外して欲しいなぁ。上り返しがキツ過ぎるよ(T_T)

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【ハッピー・リタイアメント】浅田次郎 2009年11月

 突如再就職先として斡旋された天下り組織の体質に今イチ馴染めない樋口と大友は、教育係となった秘書兼庶務係の立花葵から、ある日秘密のミッションを言い渡される…。『GOETHE』連載をまとめて単行本化。


浅田次郎(1951年東京生まれ。95年「地下鉄に乗って」で第16回吉川英治文学新人賞。97年「鉄道員」で第117回直木賞。00年「壬生義士伝」で第13回柴田錬三郎賞。06年「お腹召しませ」で中央公論文学賞、08年「中原の虹」で吉川英治文学賞、10年「終わらざる夏」で毎日出版文化賞、16年「帰郷」で第43回大佛次郎賞。ほかに「プリズンホテル」「蒼穹の昴」「つばさよつばさ」など。15年紫綬褒章受賞、19年菊池寛賞受賞)

●爽快でサイコーなラストシーン

 やけくそ気味のラストシーンは爽快でサイコー(^o^) でもこれって「ハッピー・リタイアメント」でいいのかな。ま、いっか。喝采しておこう(^o^)

 駐屯地しか知らず、外来語を嫌い、ばかでかい声を出す元自衛隊員。そしてリストラされた途端、妻に離婚され家族に退職金を山分けされた元財務省官僚。まるで「きんぴか」のような登場人物に加え、年齢不詳の「小股の切れ上がった」色気のある女史。このトリオだけでもう面白そうなのに、「努力せず、テキトーにやる」ことが心得で、それなのに現役以上の給与が保証され、退職金ももう一度貰えるパラダイスのような天下り先でこともあろうに「仕事」をしてしまうなんて。やっぱ、浅田さん、面白い。サイコー(^o^)

 世襲制と終身雇用、そして三角形と四角形のくだりも妙に納得できた。プロローグを含め飽きさせることのないエンタメ小説でほぼ一気読み。

 ところで「全国中小企業振興会(JAMS)」ってホントにあるのね。業務内容は違いJAMSとも言わないみたいだけど(^_^;

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「予報士もびっくり大外し」の雨に撤退Uターン

 先週の金曜の話。藤野駅から踏切を渡り、トンネルを抜けて北上。和田峠へは行かずに上野原方面へと左折し、棡原を抜けて甲武トンネルへ向かっている途中、ポツッときた。天気予報は曇りで、午後に少し晴れマークがあり、雨マークはなかった。え? 降るなんて聞いてないよ〜。

 そのうちにやむんじゃねと思いそのまま進むが、やむどころか強くなってきた。うそ〜、降るんかい。甲武トンネル手前10キロであえなく撤退Uターンの憂き目にあった。

 そのまま上野原方面へとダウンヒルしたが、雨雲から逃げることはできず甲州街道付近では本降りとなった。予定していた上野原の来々軒でのラーメンもこの雨ではスルーせざるを得ない。残念。

 甲州街道はトラックが多くてイヤだったので、南下して新天神トンネル、秋山トンネルと抜けて秋山へ。この頃にはいったん雨はやんだが、その後は降ったりやんだりを繰り返した。

秋山トンネル

山梨と神奈川の県境

 この日の雨だが、TBSの気象予報士のX(旧ツイッター)によると「今日の関東南部や茨城の雨、大変失礼しました。われわれ予報士もびっくりの大外しです」ということらしい。いや、そう言われてもねぇ。レインウエア持ってきてないし、ずぶ濡れだよ(T_T)

 雨もあって気温も10度まで下がった。こんな気温の中を走るのは今季初めてだったこともあったのか、寒さで指がしびれ、力も入らなくなった。末端への血の流れが悪くなったのかな。最初は左手の指の力が抜けてアウターにギアチェンジできなくなり、やがて右手も同様となった。ブレーキを引くにも力が入らないのでスピードも上げられない。そんなほぼギア固定の状態がしばらく続いたが、ようやくコンビニを見つけて暖かいコーヒーと肉まんを補給。指先はしばらくすると蘇り、ギアチェンジの有り難さをしみじみと味わうことになった。

 この日の相棒は機械式でリムブレーキのFELT。Di2でディスクブレーキのTREKだったらこんな目に逢わなかっただろうね。

 秋山からは道志へ抜け、トズラ峠を越えて帰宅。走行距離は123.1キロ、獲得標高は1735メートル。

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横浜F・マリノス、2連勝で残留王手!

<J1:横浜F・マリノス3-0サンフレッチェ広島>◇第35節◇10月25日◇日産スタジアム◇観客2万7356人

 横浜F・マリノスがついに残留に王手を懸けた。サンフレッチェ広島に3-0で快勝し、2連勝として勝ち点を37と伸ばし、柏レイソルに0-2で敗れた18位横浜FCとの差を5と広げた。次節、京都サンガに勝ち、横浜FCが首位鹿島アントラーズに引き分け以下の時に残留が確定する。

雨の日産スタジアム

ホームゴール裏

アウエーゴール裏

 ポゼッションでは相手に優位に立たれたが、常に前線からプレッシャーをかけ続けて自由にさせず、攻撃の芽を摘み、カウンターに持ち込む。こぼれ球も拾う。強い強度を保って闘い続ける。前試合の浦和戦と同様、そのハードワークが勝利をたぐり寄せた。

 前半12分、相手GK大迫のワンタッチキックを喜田が奪い、素早く前線の植中へ縦パスを送ると、半身で受けた植中の地を這うような右足ミドルシュートが左ポストを叩きながらもゴールネットを揺らした。ひいき目に見てもオフサイドだと思え、やはりVARが介入されたが、長い長い確認の末、嬉しいことにゴールは認められ、勇気を与える先制点となった。右に井上が走っていたが「井上選手にパスを出すより自分でシュートを打った方がチャンスかなと思って打った」と、試合後のインタビューではベンチを笑顔で振り返りながら茶目っ気たっぷりに話した。いいね。

植中のゴール

 ところが後半22分、まさかの失点を食らう。がら空きのマリノス右サイドを狙われ、クロスを中村に押し込まれた。オフサイドはなさそうに見えたが、またしてもVARで確認中となり…そして………またしても嬉しいことにノーゴール! 前節からどう考えてもツキが巡ってきているとしか思えない。と、スタンドからは思ったが、DAZNで確認するとオフサイドだった。

 そして交代出場のあまじゅん。キレてたねぇ。41分、誘ったかなぁと思える切り返しで倒れてPK獲得。巧い! これにもVARが介入したが、みたび嬉しいことに判定は覆らず。ボールをキニョーネスが持っていたので蹴るのかと思ったが、ボールは天野に渡され、自らが左足キックすると強烈な弾道でゴール右へ突き刺さった。大迫はコースを読んでいたが、ノーチャンスの完ぺきなコースとスピードの一撃だった。

PKを決めゴール裏へ駆け出す天野

 追加タイムには天野のピンポイントCKを前節に続きキニョーネスがフリーの弾丸ヘッド。GK大迫が思わず避けるほどのまさにボンバーヘッドだった。

3点目を挙げたキニョーネス

 そうなのよ。この日のハーフタイムの大玉転がしにボンバーこと中沢佑二さんが登場したのよね。久々の日産スタジアムでの生ボンバー。この効果もあったんじゃね(^o^)

大玉転がしに登場した中沢

大玉転がしに登場した中沢

大玉転がしに登場した中沢

 さて残りは3試合。横浜F・マリノスは京都、C大阪、鹿島と闘い、横浜FCは鹿島、京都、C大阪と対戦する。すげぇな日程くん。そして次節は11月8日に鹿島-横浜FC、翌9日に京都-横浜戦が行われる。相手の結果を見て戦えるのは有利だが、そんなことは関係なく3連勝してひとつ上の順位を目指そうぜ!

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「孤独のグルメ」登場の「魚処にしけん」が閉店していた

 10月中旬の秋晴れの日。お天気に誘われ、追い風に押されて江の島へ。

 「かっこいい自転車ですねぇ。かっこいいなぁ。よく来るんですか」と、すごい気さくに若者が話しかけてきて、自転車を絶賛してくれた。まあ、そこまで褒めなくても。悪い気はしないけど(^_^;

 江の島バックに写真を撮りたかったので、「すいません、ちょっと」と言ってどいてもらったのだが、直後に20人ぐらいのロケ隊がぞろぞろとやってきて、その若者とも何か話している。スタッフかと思ったけど、スタッフがそんななれなれしく声などかけてこないだろう。すると役者さん? 顔を見ても気が付かなかったけど、もしかして有名な人に「写真撮るからどけ」なんて言っちゃった? プライド傷つけちゃったかなぁ。もしそうだったらごめんね。

江の島

遙かに富士山

 その後は国道134号から太平洋岸自転車道、そして大磯ロングビーチから国道1号を走っていたら、二宮の「魚処にしけん」がなんと「鰻の成瀬」に変わっていることに気が付いた。山西交差点でなぜかストップすることが多く、金目の煮付けののぼりが気になっていて、いつかは食べてみたいと思っていたがタイミングが合わず、のれんをくぐることはなかった。

太平洋岸自転車道

太平洋岸自転車道

 「孤独のグルメ」に2021年7月に登場したそうで、陽気な大将役は小堺一樹さん。五郎はそこで「恋人セット」を堪能したという。2024年8月5日で閉店したらしいが、気が付かなかったなぁ。

「にしけん」が閉店し「鰻の成瀬」に

 遅いランチは伊勢原まで戻り、柏木牧場で牛丼(500円)とメンチカツ(250円)。ボリュームたっぷりの揚げたてのメンチカツは絶品じゃのぅ(^o^)

柏木牧場の牛丼とメンチカツ

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渡船が目前で欠航! 【越中のレトロな町を巡るブルベ富山200】後編

 越中富山の石畳がある古い町並みを巡るブルベ「BRM1011神奈川200km富山」も、越中八尾、八日町通り、城端と過ぎて後半戦に突入。富山湾に向かって北上することになる。

 キューシートでは118キロ地点の国道471号に入る前後で小矢部の古い町並みがあると書かれていたが、よく分からなかった。ゴールドウイン本店は分かったけどね(^_^; でも前身の津澤メリヤス製造所がここ小矢部市で創業したとは知らなかった。

 その国道沿いにあったのが118メートルのタワーのある「クロスランドおやべ」。同市で高速道路が十字交差することから設置されたという。

ゴールドウイン本店

クロスランドおやべ

 それにしても、富山の道ってどうしてこんなにまっすぐなんだろう。そういうコースを主催者が引いてくれたのかも知れないが、路肩も広く信号もない、とっても走りやすいコースだった。

 平坦で見渡す限り田畑の「小矢部広域農道」を気持ちよく走り抜けて高岡市に入り、しばらくすると高岡鋳物発祥の地の金屋町。千本格子造りの家々が軒を連ね、石畳の道が500メートルほど続いている。

小矢部広域農道

金屋町。千本格子造りの家々が軒を連ねる

金屋町

 静かな町並みを抜けると、このブルベで唯一の渋滞にでくわす。ほとんど車の姿を見なかったので、数台車が連なって信号待ちしているだけで新鮮な感じがした。後で地図を見ると高岡駅のすぐ近くだった。ただこの渋滞も一瞬で、すぐに山町筋へと左折する。ここは江戸時代に商都として栄えたエリアで、明治後期の大火後に建てられたという土蔵造りの建物が並んでいる。

山町筋。こちらは土蔵造りの建物

 山町筋通過が午後2時53分。実は12キロ先の155キロ地点の新湊では渡船で越し潟から堀岡まで渡る。本数は少なく、午後3時台は7分と37分の2本。37分に間に合うか。逃せば次は午後4時7分。30分待ちは痛い。何とか午後3時37分に間に合わせるべく、トルク満開で漕ぎ続ける。

 いけね、途中に見どころの「越中浜往来」と海王丸パークでのフォトチェックがあるじゃないか。焦る焦る。

 「越中浜往来」は新湊の放生津(ほうしょうづ)から富山湾沿いに西岩瀬へと続く、中世の頃の主要な街道で、万葉の時代には歌人大伴家持が、戦国の時代には羽柴秀吉らの英雄たちが、そして江戸時代には俳人松尾芭蕉が、この地を旅したそうだ。

 その入口到着は午後3時18分。あと約4キロを19分。ところが進入禁止の標識が! 自転車可の但し書きもない。困ったが悩んでいるヒマはない。手前を左折して回避。すると運河沿いの「日本のベニス」といわれている内川エリアに出た。2年前に来てる懐かしい所だけど、あれ? ここが「越中浜往来」なんだっけ? 違う? でもここはここでいい雰囲気だよ。楽しんでる余裕はないけど。

越中浜往来。進入禁止の標識が見える

日本のベニスといわれる内川エリア

 新湊きっときと市場には目もくれず、海王丸パークへと一目散。到着は午後3時26分。あと11分。700メートル。間に合ったか。

 海王丸をバックに慌ただしく写真を撮り、キューシート通り「新湊大橋の歩行者通路用入り口前の公衆トイレの右側から敷地を出る」。これでホントに行けるんかいな、と不安だったが、踏み切りを渡ると船着き場があった。午後3時29分。出港まであと8分もある。間に合ったぞ。よっしゃー!

海王丸

越し潟の船着き場

 安心して待っていると、ちょっと強めの雨が降りだし風も吹いてきた。そして、ガツンという嫌な音。船着き場で波に揺れていた渡船が岸壁にぶつかったらしい。慌てて飛び出すスタッフ。「ダメ」とか言う声が聞こえてくるよ。え? マジ? そのまさかで、何らかのトラブルが発生したらしく、確認のため運航を休止するという。再開までの時間も分からないので「トンネルを行った方がいい」と言われ、がく然。「トンネル」とはどうやら新湊大橋の歩道のことを指しているらしい。でもねぇ、出港直前で欠航なんてあり得ないよ(T_T) ただ乗客は自分を含めて3人だったので大きな混乱はなかったもよう。

あの船に乗るのだがトラブル発生で欠航

 ちなみに渡船欠航の際のプランBは新湊大橋の歩行者用通路を歩いて渡る。さらに新湊大橋も通行禁止となった時は富山新港を迂回するプランCのキューシートも用意されていた。この場合、距離は6.3キロ増えるが、いずれにせよ、ルートに問題はない。

 プランBのキューシートに従って新湊大橋へ戻っていると、路面電車がトコトコとやってきた。後で調べて見ると、これは万葉線で、高岡駅から越ノ潟駅までの12.9キロを結ぶ路面電車。運良く15時34分着のドラえもんトラムに遭遇したようだった。災い転じて福と成す(^_^;

ドラえもんトラム

 さて新湊大橋。エレベーターで2階に上り、海から47メートルの空中通路を500メートルほど歩く。しまなみ海道来島海峡大橋とほぼ同じ高さだ。高所恐怖症なんでねぇ、怖いのよ。ただあちらは自転車道がむきだしだが、こちらはアクリル板で覆われているのでまだマシかな。

新湊大橋

あいの風プロムナード

怖いなぁ

 歩行者専用通路の「あいの風プロムナード」を押し歩いて対岸に渡り、堀岡発着場近くの正規ルートに復帰したのは午後3時48分。思ったより時間は食ってなかったようだ。

堀岡発着場入口

 神通(じんつう)川って朝も渡ったなと思いながら今度は西から東へ渡ると、江戸時代初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えた岩瀬の古い町並みが出迎えてくれた。交易が盛んになった明治時代には川岸を背にして廻船問屋が建ち並び、現在も残る港町が形成されたという。

岩瀬の古い町並み

廻船問屋の森家。重要文化財

こちらは馬場家。登録有形文化財

 この前後からナショナルサイクルルートの富山湾岸コースを走るようになる。2年前に氷見から新湊を走ったことがあり、今回は期せずして新湊から魚津付近までを走ることになった。

富山湾岸コース

富山湾

 最後の古い町並みは177キロ地点の「なめりかわ宿場回廊」。北国街道の宿場町として人の往来や物資の流通で賑わったそうだが、ここは予習不足もあって何を見ればいいのか分からず。後で調べたら、映画「大コメ騒動」などのロケ地となった、国登録有形文化財である旧宮崎酒造などが見どころだったようだ。

なめりかわ宿場回廊。この手前に旧宮崎酒造があった

 いよいよブルベも終盤。魚津からは暮れなずむ富山湾を左手に見ながら「しんきろうロード」をひた走る。できれば蜃気楼シーズンの3月下旬〜6月上旬にブルベを開催してほしいと思っていたら、来年は4月に開催するそうな。また来ようかな。

 魚津水族館を通りががった時になんと観覧車発見。これって序盤、遙か彼方に見えた観覧車じゃね? おぉ〜、戻ってきた感があるねぇ。

蜃気楼ロード。観覧車は水族館ではなく裏手のミラージュランドにあったようだ

 蜃気楼展望地点の近くに「世界で最も美しい湾 富山湾」と書かれた案内版があった。確かにそうだとは思うが誰が決めたんだと読んでみると「2014年10月、『世界で最も美しい湾クラブ』への加盟が承認された」かららしい。フランスのモンサンミシェル湾、ベトナムのパロン湾、アメリカのサンフランシスコ湾など世界38湾(24カ国、1地域)が加盟しているそうだ。ちなみに日本では松島湾駿河湾宮津湾・伊根湾、九十九島北松浦半島

夕焼けだ

蜃気楼展望地点

世界で最も美しい湾 富山湾

 196.7キロ地点の黒部漁港前を右折して富山湾に別れを告げ、ゴール地点の黒部へ向かう。この少し前からナイトラン。

 200.9キロ地点の「ファミリーマート黒部IC口店」には午後5時58分の到着。ささっと買い物を済ませるとレシートの時間は59分。よっしゃぁ、ぎりぎり10時間台の10時間59分で完走だ♪

 見どころたっぷり、おまけにトラブルも発生し(^_^; 飽きることのない200キロだった。そしてコースも最高。よく練られていたし、よくこんなの引けたよなぁ。素晴らしい。

黒部宇奈月温泉駅にはバイクラックがあった

まだ午後6時過ぎだが、もう日付が明日になっていた

 さて、道中では土地のものを食べられなかったので、夕食はゴール受付の黒部宇奈月温泉駅で買った「富山 ますのすし」(2000円)。初めていただいたけど、すごいボリュームだねぇ。年寄りには食べきれないよ、ハーフサイズがあればいいのにって調べてみると「ますのすし小箱」(1200円)があるじゃないか。食べやすく切れ込みもあるので次回はこっちにしよっと。

ますのすし

ボリュームたっぷり過ぎた(^_^;

 この日の走行距離は201.5キロ、獲得標高は1518メートル。ホテルからの自走、ゴール地点からゴール受付までの自走を合わせた総走行距離は213キロ。

 遠征はやっぱ楽しいね。さて次はどこへ行こうかな(^o^)

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